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Latte Art

ラテアート道具と入門セットの選び方|12/16/20ozピッチャー

|Updated: 2026-03-19 19:57:28|佐々木 理沙|Latte Art
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ラテアート道具と入門セットの選び方|12/16/20ozピッチャー

家庭用なら、最初の一個は12oz前後を第一候補に置くのが堅実です。De’Longhiの350ml級ピッチャーや、WPMの300mLクラスはこの感覚に近く、自宅の一杯分を回す道具として収まりがいいサイズ帯です。

家庭用なら、最初の一個は12oz前後を第一候補に置くのが堅実です。
De’Longhiの350ml級ピッチャーや、WPMの300mLクラスはこの感覚に近く、自宅の一杯分を回す道具として収まりがいいサイズ帯です。
とくに家庭用マシンの短めのノズルでは、ピッチャーが大きすぎると液面までの距離が空き、スチームの感触が散りやすくなります。
反対に12oz前後なら、ミルク量、手首の角度、注ぎに入るまでの流れが一つにまとまりやすく、最初の練習が道具に邪魔されません。

カップは内側が白いものを先に一客だけ用意して、ハート練習から始めるのがおすすめです。
筆者も白い180mlクラスのカップに替えてから、白の置きどころと引き終わりが見えるようになり、失敗の原因を切り分けやすくなりました。
最初からロゼッタやチューリップを追うより、ハートで「どこで近づけるか」「どこで引くか」を固めたほうが、上達の線がまっすぐになります。

買い物は一気に広げず、「必須3点」「あると便利」「後回し」の3段に分けて予算表を作ると迷いが減ります。
たとえば必須はマシン、ピッチャー、白いカップ。
便利枠には温度計やタンパー、エッチングを試したくなったらピックやステンシル。
後回しにはノックボックスのような、快適さは上がるけれど最初の一杯には直結しないものを置くと、出費の順番が見えてきます。
単品購入と買い足しの組み方は自由度が高く、必要なものだけを残しやすいので、入門ではこの考え方がよく効きます。

そして、記事内で見た容量対応表と比較表は、製品ページを開く前に保存しておくと役立ちます。
筆者自身、以前は気になる製品を先に見て、あとから「自分のカップに合わない」と気づいて買い足していました。
そこから、先に基準を決めてから製品を見る順に変えたところ、選び直しが減って、余計な追加購入も最小限で済みました。
道具選びは、良い製品を探すことより、自分の一杯の基準を先に固めることのほうが効きます。

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Risa Sasaki

After six years as a barista at a specialty coffee shop in Tokyo, she became a freelance coffee writer. With latte art competition experience and over 150 cafe visits per year, she conveys the charm of each shop and the magic in every cup.